別天地世界遺産を目の前に望む知床ウトロ温泉の宿　旬の地元産のおいしい料理と、良質の掛け流し天然温泉が日常を忘れさせてくれます。日帰り入浴も可能です

オホーツク海の毛ガニ漁は海一面を覆っていた流氷が去る海明けから始まります。

漁期は資源保護のため夏と秋の年２回、２ヶ月間ほどに限られます。

特に脂がのっていておいしいのは春と秋。旬の時期はその年によって変わります。塩焼き、煮付け、フライ、そしてなんといっても開き干し。

体側にある7個の黒い斑点（七つ星）が特徴。子供のニシンとそっくりです。

日本でも欧米でもずっと昔から食べられてきました。オホーツク沿岸では、明治大正時代にはサケマスにならぶ主要魚種でした。数の子はニシンの卵巣です。

釣りでも漁でも年中見られるおなじみの魚です。ガヤガヤうるさいほど沢山いたからガヤと名付けられましたが、最近は群も小さくなり、魚体も利用できない20㎝程の小さいものが多いので将来高級魚になるかもなんて言われています。

刺身、塩焼き、煮付け、味噌汁なんでもOK！5㎝ほどの稚魚の時には磯に。卵を産まず子はメスのお腹から魚の形で生まれる卵胎生魚です。

オホーツク海を代表する魚！大きな口と鋭い歯で貝類や魚介類をバリバリ食べます。アイヌの人は神の魚（チップカムイ）として大事にしました。白身の肉で、ウトロや網走では刺身で出す店があります。英語でもウルフフィッシュと言います。

シロザケは成長の度合いや漁獲時期により、秋サケ、トキシラズ、メジカ等と呼ばれます。
トキシラズは、５～７月上旬にかけて定置網にかかるもので、体は銀ピカで美味！時期はずれに採れるためこう呼ばれます。

道東の主産地はオホーツク海。特にサロマ湖産は大ぶりで美味しいと評判です。

最も脂がのるのは８月から９月。トロサンマと称され、マグロのトロに匹敵するほど美味しいです。

イカ刺しで食べるのがベスト。身が透き通り、コリコリとした食感がたまりません。

メジカは、秋、定置網に混獲されるサケの未成熟魚。頭部が丸みを帯び、鼻先から目の間が短いのが特徴です。

産卵期にはオスの背中が盛り上がって張り出すのでセッパリマスとも呼ばれます。斜里では8～9月にかけてサケより一足先に川へ遡上します。

海で1年過ごした後、桜の咲く頃産まれた川に遡上するため沿岸域に近づき捕獲されます。サクラマスの名は桜の咲く頃よく獲れ、また肉が濃いピンクであること、桜色の婚姻色から付いたそうです。秋の回遊中のものは脂がのり、美味しいです。

大部分は川で一生を過ごしますが、日本国内では知床半島周辺で一部が海に下ります。海で見られる大部分が北海道より北で海に下ったもの。

最も普通に見られるエイの仲間。うまくない「魚のかす（かすっぺ）」が語源との説がありますが、実際には煮付けや空揚等にするとコリコリした食感が引き立ち非常に美味です。カスベの骨は全て軟骨なのでやわらかく、肉と一緒に食べられます。

正式名はキチジ。網走では１匹ずつ釣り上げるので、魚体が痛みにくく、生きたまま漁獲できます。

漁期は産卵のために川を遡上する直前。メスは平均8000個を持ちます。

知床〜網走付近で11月上旬、中旬に漁獲されるあぶらののった若いサケです。漁獲量は普通のサケ1万匹に対して1 - 2匹程度しかなく、幻のサケといわれています。その身は大変に脂が乗っており（脂肪率が通常のサケの2 - 15%に対し、鮭児は20 - 30%）、美味です。このため、高級食材として珍重されています。

厚岸やサロマ湖等が有名。純厚岸産の「カキえもん」が人気を集めています。

ウトロ漁港直送の新鮮なエゾバフンウニ。ウニ嫌いの人も、このウニは食べれる！と好評です。

オホーツク沿岸と知床半島の沖合が主な生息地。大きな身は食べ応えがあります。

今は重要魚種ですが、スリ身にして蒲鉾等に利用する技術が開発される迄は、卵巣（タラコ）以外あまり重要視されていませんでした。スケソ漁は冬の羅臼の風物詩。

大鮃（大きなヒラメ）と漢字で書くけど、れっきとしたカレイの仲間。大きな口でタラやサケを食べる大食漢で、体長240㎝の記録があります。